ワーキングホリデー 就職活動

【学歴、スキルなし】オーストラリアでキャリアを築き、転職に強くなる方法

オーストラリア キャリア 転職

オーストラリアで仕事を探しています。ただ、今まで何も特別なスキルを身につけてこなくて…経験重視のオーストラリアでどうやって仕事を見つけたらいいでしょうか?

私もオーストラリアに来た当初、そんな悩みを持っていました。

  • この記事では特別なスキルのない人がオーストラリアでどうやってキャリアをスタートし、転職に強くなるかをテーマにしています

ポイント

  1. 日本語能力で現地人と差別化
  2. 中小企業で就職して他の経験も積む
  3. 業界でのコネを作る

この記事を書いた私もこの方法でオーストラリアでのキャリアをスタートさせました。

私の持ってたスキル

  • そこそこのWordとExcel
  • TOEIC900点台
  • 最終学歴は短大卒
  • オーストラリアで知り合いゼロ

日本で短大を出て、特にこれといった希望キャリアがなかったので就職した商社では一般事務として働いていました。

事務なので営業スキルが身につく訳でもなく、多少パソコン使って書類作れるし、電話も出られて、お茶が淹れられる、という本当に大した事ない経験のみ。更には、一般的にあると強いと言われる飲食系ホスピタリティの経験ゼロ。

ほしこ

純粋に英語だけを勉強してきたので、職探しに必須な+αにあたる専門性がゼロでした。だからって通訳になれる英語力には程遠い…そんな私でも転職5回成功したし、オーストラリアでずっと仕事ができています。

この記事はこんな人向け

  • オーストラリアで就職したいけど、特別なスキルがない
  • 働く業界を変えたい
  • どんなキャリアが希望か分からない

過去の私のようにスキルも自信もない人に、少しでも勇気が与えられたら良いなと思って記事を書いていきます。

オーストラリアで日本語の能力を必要としている企業を狙う

日本人なら誰でも、オーストラリアで英語ネイティブと差別化がはかれる専門性。日本語能力をセールスポイントにします。

狙える仕事

  • 日系企業
  • 日本人を顧客にする現地企業

私は日本人観光客の多い場所のツアー会社で勤務していました。聞いたこともない地方都市より、大都市や有名観光地など、日本語能力を持った人材へのニーズがある場所を狙いましょう。

企業の一番下のポジションからスタートして、会社内で経験を積んでいく方法です。

step
1
日本人観光客相手に経験を積む

step
2
他の観光客相手に経験を積む

step
3
ガイド業務から事務職へ

step
4
事務職として経験を積む

この方法を取る場合、デメリットもいくつか。

  • 下のポジションから始めるので、同僚が若い
  • スーパーバイザーは歳下
  • 職場に馴染むのに時間がかかる

私の場合、同じ仕事をしていたのは10代後半から20代前半。スーパーバイザーも20代半ば。

年齢を気にしないと言われるオーストラリアですが、アラサーで落ち着いた生活のしたい私と、毎週末つぶれるまで飲み歩くようなパーティーをする同僚では仲良くなるのにやっぱり時間がかかりました。

ほしこ

周りは気にしてなかったかもしれないけど、10歳近く年下の子達と同じ仕事をしてると、私の今までの経験ってなんだったんだろう…アラサーでこんな仕事してって馬鹿にされてるんじゃ…って勝手な被害妄想で落ち込む事も多かったです。ガチガチの年功序列の商社で働いていた期間が長いせいかもしれません。

社内でのチャンスを掴む

規模の小さい企業は部署同士の壁が低く、他の業務に携われる機会が多いです。

ある日「だれか、会計の仕事勉強したい人いるー?」「スタッフ増やしたいんだけど、誰か知り合いいない?」なんて総務のマネージャーが声をかけにきたりします。

新しい経験を積めるチャンスは貪欲に掴みに行きましょう。スキルがなくても経験があれば、いつか転職する時のアピールになります。

忙しくない時に、他の部署の人を手伝ったりしていると段々と信頼を勝ち取れるので、色んな仕事を任せてもらえます。更に、色んな仕事をこなすうちに、自分の得意・不得意、好きなことが見えてくるのもメリット。

ほしこ

私のいる一般航空業界は狭く、横の繋がりが強いです。業界内でウワサが広まるのも早いので、同僚や後輩に辛く当たった結果、希望の転職先から断られるケースも多く見てきました。転職先のボスと後輩に繋がりがある可能性だってあります。同じ業界にいたいなら、自分の振る舞いには気をつけましょうね。

ココがポイント

  • 新しい経験を積む
  • ボスの評価を上げると転職する時のリファレンスチェックが有利に
  • 「推薦したくなる人」になる
  • 社外とのコネ作りも重要

ここでの繋がりが、転職にいきる可能性も大きいです。オーストラリアでの就職にはコネが大切。

ほしこなら協調性もあるし、仕事もちゃんとしてくれるもんね。前の職場でお世話になったし、仕事探してるなら、うちのボスに推薦するよ!また一緒に働こうよ!

そんな風に周りから言ってもらえる人材になるように心がけましょう。

オーストラリアで未経験の業界でキャリアをスタートする方法

  1. 日本語能力をセールスポイントにする
  2. 社内でのチャンスを貪欲に掴む
  3. 周りから推薦してもらえる人になる
  4. 取引先とのコネも大切

この方法で、私は日本で未経験の業界で仕事ができています。最初の会社で経験が積めると、同じ業界での転職難易度が大きく下がると実感。

周りの人を大切に仕事をしていけたら道が開けていくと思います。

手に職がなくても大丈夫。チャンスを積極的に掴んで行きましょう!

P.Sー英語スキルはどれだけあっても困りません。伸びしろも無限大、どんどん勉強しておきましょう。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

ほしこ

2015年1月、ワーホリビザでブリスベンに。 航空系の現地企業でスポンサーをもらって永住権取得。 ハミルトン島2年半→エアリービーチ1年→現在、シドニー在住3年目。 趣味は旅行、料理、映画、読書。 イギリス人パートナーと保護猫と暮らしています。

-ワーキングホリデー, 就職活動