8歳年下のロンドン育ちのパートナーとシェアハウス&職場恋愛を経て同棲して間もなく4年。
今の所大きな喧嘩もトラブルもなく順調に過ごしています。驚くべきことに揉める程の大きなカルチャーショックもありません(笑)
イギリスから年に数回オーストラリアに遊びに来る彼の両親やオーストラリア各地の親戚との付き合いとの中で気付いたイギリス人の特徴を紹介します!
現在、イギリス人に片思い中、これからお付き合いを始めていく人達の参考になればと思います。
彼の基本情報
- 生まれも育ちもロンドン
- オーストラリア人パパ×イギリス人ママ
- 90年代半ば生まれ
コーヒーは朝10時まで、それ以降は紅茶
「イギリス人と言えば紅茶!」と思われがちですが、朝はコーヒーから始まります。
1日のうちいつ何を飲んでも違和感のない私とは違い、彼にはちゃんとルールがあります。
コーヒーを飲むなら朝10時、それ以降は紅茶(ミルク追加、砂糖なし)、午後5時以降はアルコール。
大体の場合、この紅茶にはスーパーで買ってきたクッキーやティムタムをディップしています。
彼も両親も、紅茶はずっとスーパーで売ってるYorkshire Tea一択。ダージリンや、その他ハーブティーは好きじゃないとのこと。
毎晩お酒をたしなむ程度に飲む
オーストラリアに引っ越してきて丸5年。今までたくさんのオーストラリア人と働き、暮らしてきました。
彼ら(特に若い人たち)は平日には1滴もお酒を飲まず、週末にバーやパブに出かけて浴びるほど飲んで泥酔する(英語ではBinge drink)のに対し、彼・彼の両親は毎日のディナーに合わせてワインをグラスに2-3杯もしくはビール数本、という飲み方をします。
飲む量で言ったら多分同じくらいかな?毎日ちょっとずつ飲むか、1晩で1週間分のアルコールを摂取するかの差ですね。
彼曰く、オーストラリア人の若い人は酔うために飲むのであって、お酒の味を楽しむ為に飲むわけじゃない、とのこと。
手料理と言えばロースト
オーストラリアでも定番の家庭料理ロースト。レストランやパブでも「Sunday Roast」としてよく見かけますね。
丸鶏の他、大きな塊肉とたくさんの野菜をオーブンで調理したものをグレイビーソースをかけていただきます。
アヒルの油(Duck fat)を使ってカリカリに仕上げたじゃがいものローストが最高に美味しいんです。
大量の野菜とお肉を味付けしてオーブンに入れるだけなので、人にご馳走するときも便利です。大体みんなローストなら食べられるんですよね、グルテンフリーだし。
余ったお肉のローストは翌日にサンドイッチにするのが定番です。
その他定番
- ジェノベーゼパスタ
- スパゲッティボロネーゼ
- BBQ全般
- パエリア
晩ご飯の残り物は翌日に持ち越す
これは家庭によるところも大きい気がしますが…
今まで一緒に住んだオーストラリア人は晩ご飯の余りは翌日に持ち越さず、すべてゴミ箱にインする人が多かったです。まだ食べられるのに捨てるなんて!!
もったいない精神の強い私(日本人あるあるw)は食べ物をゴミ箱に入れることなんてほとんどないので、これは衝撃でした。
当時はただのシェアメイト&同僚だった彼は「あんなことしたら親にめちゃ怒られる」と言ってディナーの余り物は冷蔵庫にイン。
この「もったいない精神」の一致で彼への親近感が増した記憶が(笑)
どこの出身であろうと、せっかく人が作ってくれた食べ物を無駄にする人とは仲良くなれない気がします。。
両親・親戚との距離が近い
彼が一人っ子だからなのか、私があんまり家族と連絡を取らないせいなのか…彼と彼の両親・親戚の仲の良さに驚きました。
彼と彼のお父さんが同じ仕事なのも影響しているはず。
お父さんの昔の仕事に憧れて、同じ会社で働くべくわざわざイギリスからオーストラリアに引っ越して来たので、一番身近で信頼できる相談相手なんだと思います。
週に3-4回は電話、大体1時間くらい?
血のつながった親戚はもちろん、GodfatherやGodmotherとも頻繫に連絡をしています。従兄弟や両親の友達と食事に行ったり…
一方の私は、定期的に連絡を取るのは親のみ。
弟に至っては連絡先すら知らないっていう…親戚なんてオーストラリアに引っ越してきてから1度も連絡を取ったことがありません。別に不仲ではないんですけど、特に用事もないしお互い連絡を取る必要性がないんですよね。
ホリデーと言えば海外旅行
「イギリスは小さい国だし、どこ行っても寒いし雨降ってる」との理由で、イギリスでは長期休暇の定番は暖かい南フランスやスペインだそう。その点、日本は小さい国ながら沖縄から北海道まで気候も食べ物も色々楽しめて良いですよね。
お父さんがエアライン勤務なので、安く手に入れた航空券で海外へ家族や親せき・友達家族と旅行するのが少年時代の長期休暇の過ごし方。だから余計に家族・親戚仲が良いのかも?それにしても贅沢すぎると思うんですけど…
旅先は主にオーストラリア・ヨーロッパ本土・アフリカ・北米だったそうで、1番のお気に入りはケニアへのサファリ旅行。
私からするとものすごい恵まれた境遇。羨ましい…!!家族や親戚と揃ってアフリカ旅行なんて考えた事もありませんけど!!
それなのに何故か日本を含め東アジアは未経験。いつか国境が開いたら日本初体験に連れていきたいと思っています。
服装にこだわりがない
袖に穴が開こうが、ボタンがなくなろうが、構わず着ています。靴も同じく。
中には「それ絶対10代の頃から着てたよね?」みたいなデザインの服も…(もちろん色褪せしてるw)
タンクトップに限り「下品すぎて無理」とのことで1着も持っていません。オーストラリアではタンクトップは定番なので、その辺はやっぱりイギリス人だな…とは思います。
あまりにもコンディションが残念な場合、見かねた私が彼の年齢相応の服を買って、ボロボロの服を処分。
ほっとくとボロボロのままあと10年くらい平気で着そうなくらい、服にはこだわりがないようです(笑)
ガーデニングへのこだわりが強め
イギリスと言えば英国式ガーデニング!たくさんの花に囲まれたおとぎ話みたいな家、可愛いですよね。
彼のお母さんはガーデニングとインテリアデザインが大好き。その影響もあって、彼も同じこだわりを持っています。
「緑があふれる家に住みたい!」ということで、我が家庭にもバルコニーにも植物がいっぱい。引っ越す度にガーデンセンターに通って庭造りをします(笑)
そういった事を全然気にしない無頓着な私とは正反対、彼は家具の配置から照明までこだわるので、その辺りも全部お任せ。ビデオ通話でお母さんの意見を聞いたりもします。
同じセンスだったら良いですけど、こだわりが強い人同士だと、ぶつかるかもしれませんね。
イギリス人パートナーの特徴まとめ
- 朝はコーヒー、昼は紅茶、夜はお酒
- お酒は毎日、たしなむ程度
- 手料理と言えばロースト(余り物は翌日に)
- 家族・親戚との距離が近い
- ホリデーといえば海外旅行
- 服装に無頓着
- ガーデニングへのこだわり強め
彼の話を聞く限り「イギリス人あるある」だと思いますが、もちろん育った環境諸々で変わるので全員に一致するとは限りません。
順調なお付き合い・同棲・結婚生活のためにお互いの価値観・こだわりをうまくすり合わせていけると良いなと思います。
私たちの場合は、私が色んな事にこだわりがない(無頓着ww)なことですり合わせが楽だった気がしています(笑)