思い切って語学留学してきたものの、意外と英語ネイティブに会う機会がないことに気が付きました。語学学校だから、クラスメートは全員ノンネイティブ。シェアハウスは全員日本人・・・どうしたらもっとネイティブの英語に触れる機会が増えますか?このままだと英語力が全然伸びない気がしています。
私も似た状況にいたことがあります。ホームステイはタイからの移民家族、オーストラリアのような多民族国家ではよくあります。ネイティブと友達になりたいからって、バーでネイティブの輪に入っていくのは人見知りにはハードルが高いし、話について行けなかったら怖いですよね。
留学先のオーストラリアでこんなお悩みをお持ちの方に向けた記事です。
怖がりで人見知りの割に強欲な私が見つけた方法、それは『テレビを見る』こと!
もちろんオンライン英会話も効果大ですが、レッスン費用がかかるんですよね…先生も、分かり易い英語で話しかけてくれるし。
身近だけど意外と盲点なテレビ。オーストラリアでのオススメ番組とメリットを詳しく解説していきます。
英語力向上のために見るべきはリアリティTV
ココがポイント
- ネイティブ同士の自然な英語が聞ける
- 表現、発音、言い回しを真似できる
- 会話じゃないから分からなくても申し訳なくならない
- 飽きたらテレビを消していいので気軽
- テレビさえあれば低コスト
- ニュースや映画より難易度低め
- リスニング力、スピーキング力向上につながる
主に私が観ていた番組を2つ紹介します。
料理番組、Master Chef
マスターシェフは一般人の参加者が毎回課題に沿った料理を作って、審査員が味見。選ばれた参加者は次のステージに進んでいき、最終的に1人がその年のマスターシェフが選出されるという料理番組。
ゲスト審査員には毒舌で有名なゴードン・ラムゼイ氏やシドニーの最高級レストランBennelongのエグゼクティブシェフ、ピーター・ギルモア氏が来ることも。
「料理」という日常ありふれたテーマなので、自分で応用できる表現をたくさん学ぶことができます。
学べる表現ポイント
- 料理に使う材料
- 料理のプロセス
- チームメイトを褒める、励ます
- 味の感想
「美味しい」って「This is delicious」だけじゃないんです。
もちろん1つの表現でも困らないけど、他の単語に置き換えられるようになるとグンとスピーキングの能力が向上します。IELTSの高スコアを狙うなら必須のスキルです。
マスターシェフに似た番組のZumbo's Just Dessertもオススメ。マスターシェフのデザート版です。
恋愛リアリティTV、The Bachelor
1人の男性が20+人の女性達から将来のパートナーになる人を見つける、というコンセプト。バチェラーは日本版も放映されて話題になりましたよね。
女性たちは豪華なマンションで共同生活をし、色んなアクティビティーを通してバチェラーと関係を築いていきます。
男女逆バージョンのThe Bachelorette、番組参加者で最終的に選ばれなかった男女がフィジーのリゾートに集まって将来のパートナーを探すBachelor in Paradiseとあります。
恋愛ををテーマにした番組なので、単語も表現も自分の感情を表すものが多いです。
学べる表現ポイント
- 初めましての挨拶
- 自己紹介
- 自分の気持ちを伝える
- 人の気持ちを聞く
- デートの誘い方
ワーホリ・留学中に素敵な人に会えた時に、役に立つこと間違いなしの表現が学べます。
まとめ:テレビでネイティブの英語を学べる
こんな人におすすめ
- 人見知りでいきなりネイティブに話しかけるのは怖い
- ニュース・映画はまだハードルが高い
- リスニング力を鍛えたい
- ネイティブの生きた英語を身に付けたい
テストに出るようなかしこまった英語も大切ですが、気軽に見られるテレビ番組で日常会話力を鍛えるのも英語力向上の大事な要素。
番組を見ながら自分でも発音をマネしながら口に出すことで、どんどんネイティブの表現が身に付いていきます。
リアリティ’TVで慣れてきたらオーストラリアのホームドラマやクイズ番組に挑戦してみるのもいいかと思います。
お家でのんびりしながら英語に触れられる、お手軽な方法です。ぜひ試してみてください♡