ワーキングホリデー 住まい探し

オーストラリアのシェアハウス。家賃相場とトラブル回避方法

オーストラリアでの滞在方法としてよくあるシェアハウス。人気の一方で場合によってはトラブルに巻き込まれる可能性も。

オーストラリアの都市部ではびっくりするほど家賃が高いので、オーストラリア人でもシェアハウスに住んでいる人は大勢います。

この記事ではワーホリ・留学生にも人気のシェアハウスの部屋タイプ別家賃相場とよくあるトラブルの回避方法を紹介していきます。

シェアハウスの部屋タイプ別相場

シェアルーム(Shared Room):週100~180ドル

一番安いタイプ。1部屋を複数人でシェアするので、家賃が相当安くなります。シングルベッドが2つあったり、2段ベッドだったり。

大きい部屋だと、2人以上のでシェアする事も多数。

「自分だけのスペース」もないし、盗難なんかのトラブルも予想できたし、ストレス溜まりそうで私は避けていました。

シングルルーム(Single Room):週180~250ドル

自分専用の部屋はあるものの、トイレとお風呂はシェアするタイプ。私はワーホリ中、このタイプの部屋に滞在していました。

自分のスペースは欲しいけど、オウンスイート滞在はちょっと予算オーバーだったので。

オウンスイート(En Suite):週250~400ドル

Master Room(マスタールーム)とも呼ばれる部屋タイプ。高額なのは、自分の部屋に専用のトイレとシャワーがついているから。

シェアハウスとは言え、トイレとシャワーを他人とシェアするには抵抗がある人や、カップル向け。週400ドルでも折半すればかなり滞在費を抑えられます。

リビングシェア(Living Share):週~150ドル

シェアハウスのリビングにマットレスを敷くか、ソファーで寝るタイプ。カーテンで仕切られてる場合もあるらしいですが、基本的にプライバシー皆無

入居者(家賃収入)を増やすため、許可なく改装・改築している違法シェアハウスの場合も。家賃収入を増やしたいオーナーと滞在費を節約したい入居者の利害が一致するんですよね。行政機関に見つかった場合、シェアハウスから強制退去となります。

トラブルに巻き込まれない為にも、リビングシェアは避けておきましょう。

都市によって家賃も変わる

コロナの影響でCBDの家賃が安く、周辺サバーブの家賃が高騰しています。シティ中心に住みたいなら今がチャンスかも?

家賃が高い都市

  • シドニー
  • キャンベラ
  • メルボルン

家賃が安い都市

  • ホバート
  • ケアンズ
  • アデレード

シェアハウスを探す方法

簡単な流れ

  1. 自分の予算と希望条件を明確にする
  2. 条件に合った家を探す
  3. インスペクション(内見)を予約する
  4. 気に入れば入居希望を伝える
  5. ボンドの支払い、Tenancy Agreementへのサイン
  6. 鍵を貰って引っ越し

日本語で探すなら>>日豪プレス

英語で探すなら>>flatemate.com.auGumtree、Facebook

私は最初のシェアハウスを日豪プレスで見つけました。最初だし、日本語の方が安心ですよね。

語学学校や職場の友達がシェアハウスを紹介してくれる、なんてことも。職探しと同じく、コネが役立つこともあります。

ハウスインスペクション時に確認する事

  • 家賃に含まれるもの(光熱費、Wifiなど)
  • 別途支払う必要がある物
  • 部屋のコンディション(壊れている物、汚れなど)
  • 自分のカギ(オウンキー)を貰えるか
  • 共同エリアの清潔さ、誰が掃除するのか
  • 消耗品(トイレットペーパー、洗剤とか)は誰が買うのか
  • どんな人が住んでいるか、ライフスタイルは合いそうか
  • 周辺地域の治安、利便性
  • 友達を家に招待しても良いか

私の住んでいたシェアハウスは洗濯機の使用料金が毎度4ドルかかりました。地味に積み重なるんですよね、この4ドル(笑)

居心地よく、安心して暮らせる家を見つける為にインスペクションは絶対にしましょうね。気になった事はその場で聞くのがベストです。

シェアハウスのよくあるトラブル(体験談)

人間関係のトラブル

  • 夜に騒ぐ人が多くて寝不足
  • シェアメイトがストーカー化
  • 留守中に私物が盗まれた
  • 薬物でハイになって暴れる人がいる
  • 作り置きを勝手に食べられた
  • カップルのケンカの仲裁に駆り出される

家での居心地悪くて、仕事決まった時にさくっと引っ越ししました。インスペクション時にどんな人が住んでいるのか、ライフスタイルは合いそうか直接聞いてみましょう。

衛生面でのトラブル

  • 誰も何も掃除しない
  • 掃除機が壊れてて使えない
  • 部屋のカーペット、よく見たら前の住人の髪の毛がびっしりついてた
  • 冷蔵庫に誰かの腐った食べ物がある

オーナーが一緒に住んでいるシェアハウスではありませんでした。連絡したんですが、結局掃除機は買い替えてもらえず。

カーペットに絡みついた髪の毛を掃除するため、ダイソーでコロコロを購入。暗い色のカーペットだからぱっと見で気付かなかったんですよね、、

ちなみに電子レンジが壊れた時は翌日に新品が届きました。掃除を重要視してなかったのかも?

お金関係のトラブル

  • ボンドを返してもらえない
  • 退去時のクリーニング費用が超高額

私は今のところ金銭トラブルに見舞われたことはありません。

入居が決まった時点で、Tenancy Agreementを貰ってサインをしておきましょう。Tenancy Agreementを貰えないシェアハウスは違法シェアハウスの可能性大です。

最近日豪プレスに住宅詐欺の注意喚起が出ていました。ボンドを先に支払わせて鍵を渡さず、そのまま音信不通になるんだそう。これからシェアハウス探しをする人は要注意です。

シェアハウスに住むメリット

  • 一生モノの友達に出会える可能性がある
  • 英語力が伸びる
  • 生活費を節約できる
  • 家事スキルが上がる

私はずっと日本人のいないシェアハウスに住んでいました。職場でも家でも完全に英語漬けの生活になるので、自然と英語力は伸びていきます。

シェアハウスによっては、住人同士があまり関わらない場合もあるのでそこは個人の好み次第。住人同士の関係もインスペクション時にチェックできると良いですね。

私はみんなと仲良くなってテレビ見ながらワイワイご飯とか食べたかったタイプです(笑)

賢く節約しながら、充実したワーホリ生活にするため自分にぴったりのシェアハウスを選びましょう。

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ほしこ

2015年1月、ワーホリビザでブリスベンに。 航空系の現地企業でスポンサーをもらって永住権取得。 ハミルトン島2年半→エアリービーチ1年→現在、シドニー在住3年目。 趣味は旅行、料理、映画、読書。 イギリス人パートナーと保護猫と暮らしています。

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