キャリアアップのために英語を勉強しています。できるだけ沢山英語に触れた方が良いのは分かっているんですけど、海外に行くのはちょっと金銭的にもハードルが高くて・・・できるだけ低コストで英語を勉強できる方法を探しています。英語を勉強するのにKindleが便利って聞いたんですけど、なんででしょうか?
こんな悩みをお持ちの方への記事です。
- 本記事のテーマ:英語の勉強にKindleを使えば簡単に洋書が読めるようになる理由【最高のコスパ】
この記事を書いている私は、ワーホリでオーストラリアに来てローカル企業からビザスポンサーを貰って永住権を取りました。
以降はずっと航空系の現地企業で事務職をしています。もちろん扱う書類、メールは全て英語。英語ネイティブ達の同僚に置いて行かれないリーディングのスピードが必須です。
そのリーディング力を伸ばすのに効果があった方法の1つが人気電子リーダー、Kindleの活用。
この記事を読むことで、効率的かつ低コストで英語力を伸ばせるようになります。では、さっそく見て行きましょう!
Kindleには辞書機能が備わっている
洋書を読むにあたっての大きなハードルのひとつ。
ボキャブラリーが足りず、意味の分からない単語ばっかり出てくるので読む気が削げる。
紙の本を読んでいたら、いちいち辞書を引いて意味を調べますよね。次に出てきた時のためにノートに書き写したり、単語帳作ったりして。
分からない単語の度にそんな事をしていたら、意味調べがメインになって肝心の本が全く読み進められないので、本末転倒です。
一方、辞書機能がいつたKindleならその分からない単語をクリックすると、その意味を表示してくれるんです。普通の辞書と同じく例文だってついてます。
つまりKindleなら高額な電子辞書や分厚く重い紙の辞書が不要!
本を読むのに中断される回数が減るので、ちょっとハードル高めだと思いがちな洋書でもずっと読み進めやすくなるのが魅力。
英語に触れる回数が多ければ多いほど、英語力は向上します。
最初のうちは英日辞書で、中級以上になってきたら英英辞書の使用を
「Circumstance」という単語をタップするとこんな風に意味と例文が表示されます。
ここで使用されているOxford Dictionary of Englishは英語学習の定番辞書。本で買うと4000円ほど。これがKindleには最初から機能としてついてきます。
頭の中で英語を日本語に一々訳して読んでいるうちはリーディングの速度が上がりません。
「英語を翻訳する」というステップにどうしても時間がかかってしまうからです。TOEICで時間が足りなくて問題が最後まで解けない、というのもこれが原因。
英語学習の課題の1つ「英語を英語で理解する」ができるようになると、英語能力は大幅に向上します。
さらに「英語を翻訳する」という工程を飛ばせるようになるので仕事に必要なスピード感を得ることが可能に。
これが辞書を引かなくても「代わりの簡単な単語を使って英語で何かを説明する」というアウトプット能力にもつながっていきます。
TOEICのリーディングも全部解き終わった後に時間が余るようになるので、もう一度見直しする余裕が。私の場合、TOEICで900点を越える時は大体30分くらい余ります。
ここから英語能力が上がってくると、分からない単語が出てきても前後の文章を読んで「多分こんな意味かな?」という予想ができるように。それで辞書を引いてみて、合ってるかを確認します。
Wikipediaも搭載されているので固有名詞にも対応
固有名詞は大文字で始まる単語ですね。人の名前だったり、作品名、地名、国名など、世界にひとつしかないものを指す単語です。
ウィキペディアは先程の辞書の検索結果ページを左にスワイプするだけで表示されるので、改めて検索する必要がないのもありがたい機能。
一度調べた単語は自動的に単語帳へ登録される
Kindleには【ボキャブラリービルター】と呼ばれる機能がついています。
分からなくて検索した自動的に単語が保存されるので、後から単語暗記に使うのもよし、その単語を使って例文を書いてみたりすることでボキャブラリーを増やすことができます。ボキャブラリービルダーの中はこんな感じ。単語をタップすると意味が表示されます。
いちいち単語帳を作らなくてもいいので時間も節約。
本を読みながらだと単語の実際の使われ方、一緒に使われる他の単語も自然と身について行きます。
自分の好きな小説なら「あのシーンであのキャラクターのセリフで使われた単語だ!」と他の記憶と関連されて覚えることができるので、忘れにくいこともメリットです。
Word Wiseで辞書を引く回数すら減る
Word Wiseは難しい単語を簡単な単語に言い換えてくれる機能です。
画像の中の「attentive」「manifest」と言ったあまり馴染みのない単語の上部に小さく言い換え表現がされていますよね。この表示をしてくれるので、いちいち辞書を引かずに読み進められます。
画面右下のWord Wiseをタップして、表示数を多くすればより多くの単語を言い換えてくれるし、OFFにもできます。
最初は多めにしておいて、段々必要がなくなってきたら減らしていくのも良いと思います。
細かい文字がうっとうしい、気が散る、と思う人は最初からOFFにしておいて、必要な時だけ辞書を使うというのもアリ。私はこのタイプでした。
両方試して好きな方を選びましょう。設定が簡単なのも、Kindleの魅力です。
目に優しいので、長時間の読書も楽しめる
スマホでもKindleアプリが無料でダウンロードできます。ただ、スマホやタブレットって目に優しくないんですよね。
白っぽい画面のライトで長時間本を読んでいると、目が疲れませんか?私は頭痛持ちなので、スマホ時間は極力減らし、ブルーライトもフィルターをかけています。
その点Kindleは紙の本のような感覚で読めます。
Kindleの背景は白ではなく、店舗で買う実物の本と似た、ごく薄い灰色と茶色の間のような色です。これがとっても目に優しい。集中して長い時間本を読んでも、眼精疲労が溜まりにくいのは大きな魅力です。
ただでさえパソコン仕事で疲れた目に、更に追い打ちをかけるようなことはしたくないですからね。身体に負担がかからないのも、勉強継続の秘訣です。
大量のコンテンツが無料で読める
無料の理由は著作権が切れているから。その数なんと4万冊以上!Kindle端末さえ買ってしまえば、この4万冊を無料で読み放題です。
無料で読める本のラインナップを見てみる>>Amazon.co.jp
さらに著作権のある新しい作品もKindle Unlimitedの30日間無料体験で読めます。いつでも解約できるのも魅力。
英語学習に必要な高額な辞書、単語帳、リーディング教材がKindleさえあれば無料になるという抜群のコスパ。
端末には容量制限があるので、さすがに4万冊全てのダウンロードはできませんが、数千冊なら可能。
つまり、学校の図書館にある位の数の本を、KindleのB5サイズの端末に保存しておける訳です。
Kindleの重さは約200g、厚さは約8㎜。
重たくてかさばる本を持ち歩かずにもすむし、読み終わった後の保管場所に困るという問題も解決できます。引っ越しが多い人や、家にそんなにスペースがない人、通勤時間が長い人にはありがたいですね。
英語のレベル別、おすすめの洋書
- 難易度低め、星の王子様
- 中級者向け、ハリー・ポッターシリーズ
- 上級者向け、自己啓発の名著、ザ・シークレット
ハリーポッターは元々が子供向けに書かれた児童書だし、映画を見たことがある人には分かり易いと思います。私も英語で全巻読みました。
日本語でも読んだことがある作品なら、ハードルが低いかなと思います。
上記3作品は私の好みで選んでますが、最後はやっぱり自分の興味にある分野で読むのが一番続けられやすいです。
まとめ:英語のリーディング力向上にKindleが最適な理由
ココがポイント
- Kindleには最初から辞書機能が備わっている
- 一度調べた単語は自動で単語帳に登録されるのでいつでも復習可能
- Word Wise機能で難しい単語の言い換え表現が学べる
- 目に優しいので長時間の勉強も可能
- 無料で4万冊以上のコンテンツが読める
- 軽量で持ち運びしやすいので通勤・通学にも便利
- 本を収納するスペースが不要
英語を読むスピードが上がれば仕事の効率化にも繋がるし、読書で自分の知識も増えるので一石二鳥。
コスパよく英語を勉強したい人はKindleを利用してみましょう。