そもそもモダン・オーストラリア料理ってなんですか?オーストラリアの定番のフィッシュ&チップスやステーキとは違うんですか?
そんな疑問をお持ちの方、多いんじゃないでしょうか。
多くの移民が住むオーストラリア。多くの文化が入り混じって、独特の進化を遂げつつあります。
第二次世界大戦後、特に多かった地中海とアジアからの移民がオーストラリアの食文化に大きな影響を与えた、と言われています。
- この記事では、モダンオーストラリア料理の例とシドニーの人気レストランを紹介します。
アジアの食材が使われている
ヒラマサのお刺身サラダがかなりクリエイティブな感じで出てくるモダン・オーストラリア料理のレストラン😂
— ほしこ@豪生活✕旅✕国際恋愛ブログ🇦🇺 (@hosico_ozlife) October 18, 2020
上に乗ってるのはカリカリのえのき。
とっても美味しかったです🤤 pic.twitter.com/7wCQbcusWn
アジアからの影響も多大に受けているモダンオーストラリア料理。他の文化の食材はその国の単語をそのまま使っています。
使われてる日本の食材
- Shiso(シソ)
- Yuzu(柚子)
- Furikake(ふりかけ)
- Miso(味噌)
- Soba(蕎麦)
- Shiitake(椎茸)
日本でおなじみの食材も「え、そんな使い方する?」と驚くような調理方法で出てきたりします。
「手巻き寿司にお豆腐…?King fish(ヒラマサ)にふりかけ…?」って思いますよね。これを「お寿司」だと呼んでしまうと違和感がすごいです。しかもフードコートにあるお持ち帰りのお寿司と違って、割と高価なバー(オペラハウスの前だしね)で出されるのも、また違和感。
海外で独特の進化を遂げた「Sushi」なので、もはや別の料理としての位置付けです。
こちらはカクテルメニュー。ハイボールにシソが入っていたり、お酒がSlushie(シャリシャリのフローズンドリンク)にアレンジされています。
どれも、違和感はあるけど、試してみたら実は美味しい…というのもモダン・オーストラリア料理の特徴だと思っています。
日本で馴染みの食材が、固定観念に縛られない方法で使われているので好みは別れそうな気もします。
「日本の食材はこんな使われ方をするべきじゃない!」「こんなの間違ってる!」って思う方は、モダン・オーストラリア料理は素直に楽しめないかも?
シドニーでモダン・オーストラリア料理が楽しめるレストラン
ローズ・ベイのEmpire Lounge
サーキュラーキーの2番フェリーターミナルから船で12分。フェリーターミナルのすぐそば、水上飛行機が発着するレストランです。
※水上飛行機に乗らなくても食事だけで楽しめます。
ここで食べられるのはなんと抹茶蕎麦(笑)
胡麻ドレッシングで和えられていて、トッピングには豆腐、オーシャントラウト、鶏肉が選べます。
サーキュラーキー、Cafe Sydney
シドニーでは有名なCafe Sydney。
立地も良いし、シドニーハーバーを一望できるので景色も抜群。
ドレスコードのある、おしゃれなレストランです。シドニーに住んで2年、誕生日に初めて連れて行ってもらいました。
CBDの中心地、Bentley
Bentleyもちょっと高級レストラン。アラカルトの2コースで1人90ドル、3コースで120ドル。
Tasting Menuでトマトのお出汁で雲丹が食べられます。公式インスタを見る限り、殻ごと出てくる様子。
バーではライ麦パンをひよこ豆、味噌を混ぜたバターで楽しめたり。内装もお洒落そうなので、こちらもデートに良いかも。
モダン・オーストラリア料理を楽しむ
- 海外の食材を独自アレンジ
- 日本の食材も人気
- 価格帯が高めのレストランが多い
オーストラリアで馴染みのない食材に、オーストラリア人の口に合ったアレンジを加えた料理。
コンテンポラリー・オーストラリア料理とも呼ばれています。「この食材は、こう使われるべき」という固定観念を捨てて、オーストラリアの新しいの食文化を楽しんで行けたらいいですね。
この記事で紹介したレストラン
- Opera Bar
- Empire Lounge(要予約)
- Cafe Sydney(要予約)
- Bentley(要予約)